『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

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数Ⅲ方式ガロアの理論(その63)

 現在2022年12月28日22時43分である。(この投稿は、ほぼ850文字)

麻友「今日も、復習?」

私「後、少しだから」

若菜「お父さんは、認知症のために、すっかり忘れているのかも知れませんが、若い私達は、覚えているのですが」

私「そうか。だったら良いのだが、少しは、新しいことも、加えているよ」

結弦「今日は、どこ?」

私「この2つ。

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数式には拘らず、サーッと読んでみて。読んでて、引っ掛かったところを、覚えておいて。後で、問題が生まれてくる」

麻友「代数学の基本定理というのは、この本の中では、説明がないのね」

私「複素数を係数とする、方程式は、複素数の中に、すべての解を持つ。という代数学の基本定理は、複素数の持つ1つの性質なんだ」

若菜「実数では、そうならない。実数を係数とする {x^2+1=0} は、解は、複素数 {x=\pm i} ですものね」

私「良く分かっている」


麻友「次数が、上がるにつれて、計算は、大変になる。これを、計算するの?」

私「一度、計算しておくと、後で、勘が働く。計算力というのは、この勘が働くかどうかなんだ。計算間違いしても、へこたれるな!」

結弦「お父さんが分かるまで、17年かかったこととか、恐ろしい本だよなあ」

私「復習、終了まで、あと少しだ。私のペースでなく、麻友さんのペースに、合わせるからね」

麻友「数学より、分子生物学の方が、良いなあ」

私「それも、考えておく。じゃあ、おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

麻友「おやすみ」

 現在2022年12月28日23時41分である。おしまい。