『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

矢ヶ部巌『数Ⅲ方式ガロアの理論』(現代数学社)のガイドブックを作ることを目指します。ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

数Ⅲ方式ガロアの理論(その64)

 現在2022年12月29日20時04分である。(この投稿は、ほぼ1285文字)

麻友「昨日の投稿、japan-eat さんには、評価してもらったみたいね」

私「どうして、高評価をもらったか、分からない。代数学の基本定理の話をしたのが、面白かったのかも知れない」

若菜「代数学の基本定理って、どんな風に、証明するんですか?」

私「高校へ入ると、複素数を習うだろう。複素数は、{a+bi} という様に、2つの実数と、虚数単位 {i} で、表される数で、この数を、座標 {(a,b)} に対応させて、{x}ー軸、{y}ー軸の座標平面で、例えば、{3+4i} なら、

と、表す。さて、複素数係数、複素数変数の方程式を解くとは、

{f(z)=a_nz^n+a_{nー1}z^{n-1}+…+a_1z+a_0}

という関数が、

{f(z)=0}

となる {z} を、見つけることだ。
 ここまで、付いてこれているかな?」

結弦「いきなり、複素数係数、複素数変数の方程式なんて、言われても、分からない」

私「あっ、そこで、落ちこぼれたか。うーん。

この『落ちこぼれたか』という言葉を、書いたのは、20時45分頃だった。

その後、代数学の基本定理の証明を、しようと考えたり、そのとき映していた、高木凜々子さんのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、見ていたり、お菓子を食べたりしていたが、なんとなく、どれもつまらなく思えてきてしまった」

麻友「太郎さん。最近、余り投稿もしてないし、ポートの回数も、減ってるみたい。重い鬱になっているんじゃない?」

私「そうだねえ。いつもだったら、結弦に、『複素数係数、複素数変数の方程式なんて、言われても、分からない』と、言われたら、『こういうことだ』って、言い返しているよね。鬱になっちゃった場合、どうすればいいか、というと・・・」

麻友「まず、今夜は、もう寝なさい。明日になれば、気分も変わるわよ。明日予定ないんでしょ。たっぷり寝るといいわ」

私「ありがとう。本当は、高校時代に、図書室の百科事典で見た、代数学の基本定理の、大まかな証明を、書こうとしていたんだ。でも、ヴァイオリンを弾いている高木凜々子さんを見ていて、高木さんは、ヴァイオリニスト。だから、ヴァイオリンのこと以外、分からない。同様に、麻友さんは、アイドルだったんだ。数学のことが、分からなくても、当然なんだ。と、感じて、ガッカリしちゃった。と、言うのが、本当のところなんだ」

若菜「お母さんに、理解して欲しい気持ちは、分かりますが、数学は、特に、理解しにくいものです」

結弦「兎に角、今夜は、寝た方が良い。明日になったら、全然違う心境に、なっているかも知れないよ」

私「ありがとう。じゃあ、解散」

 現在2022年12月29日22時29分である。おしまい。