『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

矢ヶ部巌『数Ⅲ方式ガロアの理論』(現代数学社)のガイドブックを作ることを目指します。ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

超特急ガロア(その1)

 現在2023年5月14日20時48分である。(この投稿は、ほぼ1568文字)

麻友「約束は、違えないか」

結弦「どうやって、第20章まで、行くんだろう」

私「この本ねえ、もうちょっと速いスピードで、進めたかったんだけど、変分原理の説明とか始めたのが、横道にそれちゃった原因だったね。ごめん」

若菜「超特急は、どんな風に、進める積もりですか?」

私「若菜達は、第1章と、第2章のちょっとしか、知らないから、分かってないけど、矢ヶ部さんは、各章の冒頭に、気の利いた文章で、その章のあらましを、書いている。この部分を、読むだけで、この本を、もっと精読したいと、思うようになる」


麻友「それは、ネタバレじゃ、ないの?」

私「麻友さん。ネタバレって、言葉の意味が、分かってないんじゃない?」

麻友「要するに、結論が、分かっちゃって、読む気がなくなっちゃうということでしょ」

私「そういう意味では、結論は、最初から、分かっている。この本を読む人の目標は、ガロア理論を、歴史に沿いながら、知りたいということ。だけど、ガロア理論自体は、他に、相対性理論の次くらいに沢山の解説書がある」

麻友「本当に、そんなにあるの?」

私「現在、新品が手に入る本だけでも、

ガロア理論の基礎

ガロア理論の基礎

Amazon

これくらい(21種類)ある」

若菜「一部、Kindle でのみ、在庫のあるものが、ありますけど、確かにこれだけは、あります」

結弦「このなかで、お父さんは、もちろん、ガロア理論を勉強するのに、一番良いのは、『数Ⅲ方式ガロアの理論』だって、言うだろうけど、現代のガロア理論を学ぶ場合、どれが本当には、一番良いと思ってるの?」

私「それは、第1章全部と第2章をちょっと読んで、確かにきちんと書いてあると、思っている、藤﨑源二郎さんのこれ」

結弦「ああ、これなんだ。って言うより、これしか、読んでないんでしょ」

私「まあ、そうだな」

若菜「とにかく、『数Ⅲ方式ガロアの理論』を、読み切るまでは、他の本を、読まなかったんですね」

麻友「一応、超特急の(その1)、少し状況が、飲み込めたわ。ネタバレを心配する必要はないのね。この本に書いてあることを、きちんと身に付けなければ、この本を読んだことにならないわけね」

私「じゃあ、もう22時17分なので、解散」

 現在2023年5月14日22時17分である。おしまい。