『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

矢ヶ部巌『数Ⅲ方式ガロアの理論』(現代数学社)のガイドブックを作ることを目指します。ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

群と位相

 現在2023年11月12日16時55分である。

麻友「太郎さんのパソコン、調子悪いわね」

私「パソコンのせいかどうか、分からないんだ」

若菜「どう、調子悪いんですか?」

私「1つは、アマゾンミュージックunlimited に、お試しで入ったんだけど、最初の1カ月は、パソコンからも音を出せるし、アンプを通して、スピーカーからも、音を出せた。ところが、1月半したころから、アンプから音を出せなくなった。気まぐれに3分位して鳴ったり、酷い状態。パソコンに他に積んである、Spotify は、ちゃんと鳴るから、アマゾンミュージックの問題。取り扱い説明書を読むと、アマゾンミュージックは、有料プランしか音が出ませんと、なっているけど、私は4カ月のお試しなんだけど、もう腹が立ったから、お試し解約した。Spotify でも、麻友さんの音楽や、ベートーヴェン聴けるから」

若菜「他には?」

私「私のブログのテンプレートが、上手く動かないんだ。サイドバーの編集のボタンが、タッチできない」

結弦「そうだと、どうまずいの?」

私「ブログの右に、過去記事が並んでいるけど、これの個数を、変えられないとか」

結弦「そういう場合、どうすれば良いの?」

私「本当は、私が、HTML の文法を知っていれば、治せるんだけどね」

麻友「そういう問題なの? 太郎さん、Java とか、HTML とか、勉強してこなかったものね」

私「それは、そうと、あの『ランダウ=リフシッツを読む人のために』とか、『ワインバーグ場の量子論を読む人のために』のページを書いていた人が、多分一時的にだろうけど、ページ消しちゃったんだよね」

若菜「お父さん、困ってる?」

私「困ってない」

結弦「どうして?」

私「『場の量子論

1月18日に、読み始めて、第1章は歴史、第2章に、10月24日に入ったけど、ワインバーグが、ノルムと言っているのが、内積の間違いだと指摘できるほど、私は、量子力学を学んである」

麻友「いつの間に、そこまで?」

私「富岡さんとこの本、

読んであったり、前話した、

や、

を、読んであったから、入り口のところで、躓いたりはしなかったんだよ」

若菜「そうすると、今日の題は?」

私「私、敢えて群論を、勉強してこなかったので、普通の群論はまだしも、群の表現は、全然分かっていなかった。それで、この2冊の、前から読みたかった本を、取り出してきた」

若菜「2冊目が、群と表現ですけど」

私「2冊目だけ、見たら、これだけ読めば良さそうだけど、どちらも、復刊されている本だろ。私が学生時代は、復刊前の『群と位相』だけがあり、図書館で良い本だと判断した私は、『群と表現』の方を、図書館で借りて全部コピーして、持っていた」

結弦「数学と物理学と音楽には、かけるお金に糸目は付けない。だなあ」

麻友「それで、晴れてこの本を、読もうと。でも、読める本なの?」

私「学生時代、私は、もっぱら自主ゼミに参加していたけど、先生の紹介してくれた本で、ゼミをやっていた人もいた。そのテキストが、『群と位相』だった」

麻友「つまり、大学1年生が、読める本なのね」

若菜「お父さん。先日、スキャンしてたみたいですけど」

麻友「えっ、そこまで、話が、進んでいるの?」

私「ちょっと、見てくれ」



麻友「えー、大学の理学部の1年生が、読める本よ。でも、太郎さん、丁寧に読んでる。

{A} における制限

を、

{A} への制限

へ。それから、

{X} への拡張

{X} への延長

へと、言い換えられると、校閲してる」

私「良く分かったな。2ページの {gf} を、{g \circ f} としたのは、分からないかも知れないけど」

麻友「それより、射影空間って、何よ」

私「それは、この本の主題だから、横田さんが、丁寧に、説明してくれる」

若菜「そこまで、読んである」

結弦「思い出した。お父さんに取って、この本って、重要なんだ。この前、数学の本のレヴェルを、1から6まで、書いたとき、この本は確か、レヴェル3で、お父さんが、証明を書くときの丁寧さのレヴェルだって、言ってた。かなり、読み込んでるんだ」

mayuandtaro.hatenablog.com

私「学生時代、3回生で、上野さんのゼミで、付いていくのがやっとの状態で、この本に、助けを求めていた。グラスマン多様体とか、フラッグ多様体というのは、射影空間を難しくしたものなのだ。この本は、100ページ辺りまで読んである。読みたいのは、その先だ」

麻友「じゃあ、辛いけど、100ページ辺りまで、スキャンだけして、私が分かったことにして、前回止まったところから、読んだら?」

私「そんな。麻友さん、分かるよ」

麻友「最初の3ページ見ただけで、もう無理」

私「そっかー。大学の理学部1年生は、特別か」

若菜「お父さんだって、源氏物語、桐壺しか読んでないって、言ってたじゃないですか。それぞれ、自分の分野の難しさは、死角に入るんですよ」

私「じゃあ、残りスキャンしたのも、役に立たないか。



分からないんじゃ、しょうがない。面白いことがあったとき、投稿することにするよ。それじゃ、解散」

 現在2023年11月12日21時36分である。おしまい。