『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

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数Ⅲ方式ガロアの理論(その76)

 現在2024年4月29日21時16分である。(この投稿は、ほぼ878文字)

麻友「なんか、もの凄く、久し振りにガロア

若菜「去年の11月に、第2章を一気に見せてくれた後、『群と位相』を、ちょっと始めて、それっきりになった」

結弦「どうして、再開する気になったの?」

私「私の数学って、お金のためじゃないのね。それなのに、どうしてこんなに、夢中になれるんだろうと考えてみると、ひとつは、私が数学が、得意だというのはある。だけど、それだけじゃない。この『数Ⅲ方式ガロアの理論』に、高校2年生で出会って、数学の歴史の色々な面白い話を、知ったからだと思うんだ」

麻友「『命短し、恋せよ乙女』とか?」

私「例えばそう。ガロアは、決闘するから、死ぬのは当然だけど、なんで、方程式と戦っていた、アーベルが死ぬの? とかね」

若菜「そう言えば、そうですね。アーベルは、なぜ死ぬのですか?」

私「読んで行けば分かるが、・・・」

麻友「最初に種明かししますの精神に従うと?」

私「アーベルは、北欧のノルウェーの貧しい牧師の子供だ。ヨーロッパへの留学の費用を国から出してもらえるくらいになったが、帰国後も、アカデミックポジションに就けず、結核で死ぬことになるんだ」

結弦「貧しさと病気で死んだのか」


私「こういう話を、少しずつして行きたい」

 現在2024年4月29日21時49分である。おしまい。


 現在2024年4月30日20時05分である。再開。

麻友「何か?」

私「この本は、夏目漱石の、小説『三四郎』を、下敷きにしている。だが、私は、『三四郎』を、1度しか読んでいないので、文学的なことは、サッパリ分からない。数学の内容に関わることだけしか、注を入れられないことを、許して欲しい。むしろ数学に関して面白いことだけを書ける方が、私としては、気楽なのである」

若菜「分かっています。好きなように、数学を語って下さい」

 現在2024年4月30日20時12分である。おしまい。